IT導入補助金のための3つのステップとは ~IT導入補助金を活用するには、まずIT化?~
会計ソフトを入れたり、ECサイトを作ったり、そのためのパソコンを揃えたり、
そんな会社のIT化を支援するのが
IT導入補助金です。→こちら
IT導入補助金とは
- 電子帳簿保存法
- インボイス制度
- 賃上げ
- 働き方改革
世の中はいろんな動きがあります。
そのために会社の作業は増えますよね。
本当に面倒くさいです。
今こそ、面倒くさい作業を自動化して、作業効率を上げないと。
例えば、電子帳簿保存法に対応した会計ソフトを導入すれば、経理が簡単になるだけでなく、領収書や帳簿も紙で保存する必要がなくなります。
こんなふうに、人の手による作業を軽減してくれるIT化のための補助金が「IT導入補助金」です。
ソフトだけでなく、それを使うためのパソコン、タブレット、POSレジ、券売機なども補助金の対象となります。
IT導入支援事業者とは
このIT導入補助金の一番の特徴は
「IT導入支援事業者」と一緒に手続きを行うこと。
IT導入支援事業者というのは、会計ソフトなどを販売しているお店などです。
具体的に、どんなIT支援事業者がいるかというと
こちらです。→IT導入支援事業者
中には、
会計ソフトは扱ってるけど、セキュリティソフトはやってない
みたいなところもあるので、ちゃんと自分の会社はどんなソフトが必要なのか、調べる必要があります。
普通のお店でソフトを買うのではなく、この「IT導入支援事業者」を通して購入しないと、補助金の対象にはなりませんので、注意してください。
この「IT導入支援事業者」に連絡して、自分の会社がやりたいことを伝え、一緒にソフトなどを選んで申請書類を完成させます。
IT導入支援事業者がいるから安心です。
会社のIT化のための3つの要件
でも、申請して採択されてソフトが届いたら、実際に使うのは会社。
いつまでもIT導入支援事業者がついていてくれるわけではありません。
そのために会社の中の人たちの「IT化」がとても重要です。
というわけで、申請の前にやる3つのことがあります。
1. gBizIDプライムの取得
IT導入補助金の申請には、gBizIDプライムの取得が必要です。→こちら
GBizIDの取得の方法については、実際に取得した時の手順をもとに詳しく説明している以前のブログをご覧ください。→こちら
2. セキュリティアクション
ITを導入するには、会社の情報を外に漏らさないための対策が必要です。
対策といっても、何から始めれば???
という方に、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)のホームページでは、まず守らなければならない
「情報セキュリティ5か条」→こちら
など、対策に使えるガイドラインが用意されています。
ガイドラインのページの下のほうには、会社が作るセキュリティ対策の基本方針のひな型などがダウンロードできる付録がありますのでご活用ください。
ガイドラインのページは→こちら
これをもとに対策を行い、
「うちの会社はセキュリティ対策してます!」
という宣言をするのが、セキュリティアクション。
宣言のためには、IPAのホームページでセキュリティアクションを申し込みます。→こちら
情報を入力すると、利用者番号と自己宣言IDが届きます。
宣言した会社では、セキュリティ対策自己宣言のロゴマークが使えるようになります。
会社には、
- 従業員のマイナンバー、住所、給与明細
- お客様や取引先の連絡先一覧
- 取引先ごとの仕切り額や取引実績
- 新製品の設計図などの開発情報
- 取引先から”取扱注意”として預かった情報
など、漏らしてはいけない情報があります。
「うちの会社はこうした情報を守るための取り組みをしています」
とお知らせできるので、助かりますね。
3. みらデジ経営チェック
会社のIT化に問題がないかを、みらデジ事業者登録を行って、みらデジ経営チェックを実施します。
みらデジ経営チェック→こちら
- gBizID
- セキュリティアクション
- みらデジ経営チェック
以上の3つは、今後IT化していく会社が必要な基本事項です。
ぜひ、こちらを実施して、IT導入補助金でのIT化を進めましょう。