GビズIDとは 行政窓口がなくなる?
補助金の申請には、GビズIDを早めに取得してくださいねー。
と、お話してきましたが、この流れは急速に来ています。
GビズIDとは
GビズIDが必要なのは、補助金だけじゃなく、社会保険など、さまざまな手続きに使うものだったんですね。
ざっと見ただけで、このような手続きに、GビズIDが必要になっています。
- jGrants(経済産業省・補助金申請システム)
- IT導入補助金(経済産業省・中小企業庁・中小機構)
- 事業継続力強化計画電子申請システム(中小企業庁)
- 社会保険手続きの電子申請(日本年金機構)
- 保安ネット(経済産業省)
- DX推進ポータル(経済産業省 独立行政法人情報処理推進機構)
- 経営力向上計画申請プラットフォーム(経済産業省 ほか)
- 農林水産省共通申請サービス(農林水産省)
- 食品衛生申請等システム(厚生労働省)
- e-Gov(総務省)
GビズIDがあれば、いろんなことが、窓口に来なくても、その場で24時間、できるようになりますよ。
将来的には、役所での窓口申請ははなくなりますよ。
GビズIDがなければ、いろんなサービスに申請できませんよ。
ということらしいです。
GビズID申請手続き
じゃ、やってみるか。
ということで、軽い気持ちでぽちっと押したら、その前に準備することがいろいろあったようです。
まず、必要なのは、
- パソコン
- メールアドレス
- スマホや携帯電話
- 印鑑証明
- 実印(法人であれば、代表者印)
- 書類をプリントできる環境
なんだ、電子申請なのに、役場に行かないといけないのか。
というわけで、とりあえずこのような画面に必要なことを入力して、
印刷用の画面で印刷。
その紙に、市役所で印鑑登録した印鑑を押して、日付を手書き。
印鑑登録証明書と一緒に、郵送しました。
そのあと、忘れたころに、メールで連絡が。
このURLをぽちっと押すと、私のスマホにショートメールが!
パソコンの画面で、その「ワンタイムパスワード」なるものを押すと、登録完了のメールが届きました。
パソコンと、スマホの両刀使いじゃないと、登録は完了しないんですね。
料金は?
登録までにかかった料金ですが
- コピー 代 A4一枚 白黒 20円
- 印鑑証明発行 200円
- 郵送代 82円
料金は、高くないですが、パソコンへの入力、プリンターがなければコンビニでの作業、スマホの扱い、などなど、ハードルが高いと感じる経営者の方もいるでしょう。
「一人も取りこぼさない」とは言いながら、黙って待っていては、取りこぼされるようです。
近くのパソコンできそうな人にちょっと声をかけて手伝ってもらうとか、行動を起こすことで、建設されつつある壮大な仮想の行政サービス機関の利用が可能となります。