消滅可能都市に住むということ
消滅可能性都市に住むということ
先週の金曜日、私の母校であるこの地域の中学校に行ってきました。
来年、この中学校は無くなるそうです。
前日には、社会福祉協議会に用事があったのですが、すでに別の地域へ移転していました。
気が付いたらこども園も閉園していました。
さらに、2年後には小学校も閉校になると聞きました。
「消滅するってこういうことか」と急に恐ろしくなりました。
自然に人口が減って、ゼロになったら「消滅」だと思っていたのですが、そうじゃない。
行政の機能が次々に失われていく。
これが町が消滅するということなんだなーと思いました。
何というか、
「命を守るためには、その足を切断するしかありません」
と言われているような感覚。
この不安はどこから?
私が不安なのは、なぜだろうと考えると
「行政サービスが受けられなくなったら困る」
ということではなく
「10年後、行政はこの地域をどうするのか」
が見えないことです。
企業経営でも、
将来の市場縮小や事業環境の変化が見えていれば、
時間をかけて準備ができます。
それを「リスク」とは言いません。
けれど、
何がいつ無くなるのかわからない。
気づいた時には、もう選択肢がない。
これが、「リスク」。
一番不安なやつです。
人口減少は、すでに見えていたんだから、もっと前に
「皆さんを守るために20年後にはすべての機能を一か所に集約します。」
「無くなるとこんなことが不便になります。」
みたいなのがあったほうが、将来備えられましたよね。
残したいもの
学校では、小学生が書いた「ここのいいところ」のリストを見せてもらいました。
「郷土料理がたくさんある」
「優しい言葉をかけてくれる」
「自然がきれい」
などの言葉がいっぱい書かれていました。
本当は、生きていくのに一番大切なものが沢山残されている貴重な地域なんです!
この宝物はぜひ、繋いでいきたい。
「地域の終活」みたいな活動も、前向きにやってみたらいいかも。
みたいな。
ちょっとワクワクしてきました!