先日、「ペリリュー 楽園のゲルニカ」という映画を観ました。


ペリリューは、日本からまっすぐ南にあるパラオと言う国の島の一つです。


太平洋戦争の激戦地だったところです。


私は以前仕事で家族とパラオに住んでいたことがあります。


当時、ペリリュー出身の同僚がいて、彼女に案内してもらって実際に何度か島を訪れたこともありました。


私たち家族がペリリューで案内してもらった洞穴やビーチ、そこで聴いた過去の出来事は、映画の中で主人公の体験となって動き出し、私にまた追体験をさせてくれました。


パラオでボートに乗ると、青い海では色とりどりの魚が静かに泳ぎ、青い空では美しい鳥が優雅に飛んでいて、平和そのものの景色が目の前に広がります。


だから、そこから見える射撃基地の残骸や海の中の沈船なんかを見ていると、「こんな美しい景色の中でよく人を殺せたよなあ、意味が分からない。」とよく思ったものです。


この映画は、美しい景色の中で絶望と戦い続けた若い兵士たちの姿が描かれています。


自分が住んでいた国が舞台になったテレビ番組などを見ると、「なんか違う」と感じてしまうことが少なくないのですが、この映画はその違和感がありませんでした。


太平洋戦争というのは、きっとこういうものだったのだと思えます。


実はこの世界観の設定作りをしたのは、仙北市出身の若い女性だって知ってましたか?


彼女が、原作と実際のペリリューを行き来しながら丁寧にこの世界観を作り上げてくれたからこそ、「そこにあった本当の太平洋戦争」を心に届けてくれるのだと思います。


同じ仙北市出身者として、とても誇らしく思えます。


ぜひ、沢山の人に見て欲しいです。


そして、おまけですが、この映画のエンドロールのそのまたエンドのあたりに、私の名前も出ています。


現地取材の時に、ちょこっと情報提供しただけなのに載せてもらってました!!


ぜひエンドロールまでお楽しみください(笑)