みなさん、こんにちは。


突然ですが、私が今読んでいる本に引用されていたセオドア・ルーズベルトの言葉が素晴らしくて感動したのでそれをお届けしたいと思います。


セオドア・ルーズベルトとは


セオドア・ルーズベルトは、26代目のアメリカ合衆国大統領です。


彼が大統領になったのは、1901年、42歳の若さ!


今の大統領の半分ぐらいの年齢ですね!


今でも人気があり、ラシュモア山にも、リンカーンの隣、右から2番目に彫られています。



1906年には日露戦争停戦の功績でノーベル平和賞を受賞。


1908年に再選を固辞して公職を引退しています。


そして、1910年にソルボンヌ大学で演説した際の一説が、以下です。


ルーズベルトの言葉


重要なのは批評する者ではない。


強いものがどうつまずいたかを指摘し、偉大な人物ならもっとうまくやれたはずだと批判するような人間に価値はない。


名誉は、みずから競技場に立ち、顔を汗と埃と血にまみれさせて勇敢に戦う人間のものだ。


判断を誤り、あと一歩で届かないことを何度も繰り返すかもしれない。


失敗も欠陥もない努力など存在しないからだ。


だがその人は物事を成し遂げるために力を尽くし、真の熱意、真の献身を知っていて、価値ある理念のために自身を捧げ、うまくいけば最後には偉大な功績という勝利を手にする。


そしてたとえもし失敗したとしても、果敢に挑戦した結果の敗北なのだ。


したがって彼は、勝利も敗北も知らない。


情のない臆病なものとは決して同列になることは無い。


全くその通り!


私はこの引用文を読みながら、今までお会いした様々な経営者の方の顔を思い浮かべていました。


私はご相談を受ける時には、かなり経営が悪化している会社もあります。


でもお会いするすべての経営者は、今まで果敢に挑戦してきた人たち。


失敗を恐れて何もしなかった人には、責める権利はありません。

っていうか、人間としての価値もないらしいですから。


これからも、敬意をもって経営者の方に接していきたいと、強く思いました。


読んでいるのは「スクラム」という本で、同時多発テロの後、FBIを刷新したジェフ・サザーランドが書いたもの。


彼は、このプロジェクトを始める際、メンバーの前でこの一節を話したそうです。


このことで、プロジェクトは失敗を恐れず、実際に汗を流した人に敬意をもって進んでいけたのだと思います。


私も、心に深く刻もーっと!