人材確保とは ~若者を獲得するには?~
どこも、人手不足が深刻です。
そこで、若い人たちをどうやって獲得するかを考えてみました。
イマドキの若者の仕事に対する価値観
マイナビキャリアリサーチラボ(https://career-research.mynavi.jp/column/20220407_25603/)
のデータを見ると、
イマドキの人たちの仕事への意識は、
- 安定志向
- 家庭第一
- 出世に興味なし
昔は、
「仕事と家庭、どっちが大事なの?!」
なんていうセリフが、ドラマに登場していましたが、これも「昭和」ですねー。
これでは、昭和な上司の常識は、通用しないですよね。
人材アセスメントラボ(https://corp.miidas.jp/assessment/2207/)
によると、
10~14歳年上の上司に対して、世代間ギャップを感じる理由が、
- 仕事第一
- プライベートよりも仕事を優先する人が多い
- 有給休暇を取らない
- 出世に興味がある
だということらしいのです。
こんな人は、すでに化石のように思われているんですね。
世の中変わりました。
となると、会社では
昇進の制度より、育休の制度が大事ですね。
どうやって人材を確保するか
このような若い人を獲得するにはどうするか?
選択肢として挙げられるのは、
- 正社員
- 嘱託社員
- 契約社員
- 派遣社員
- パート・アルバイト
- 業務委託
ですね。
正社員
雇用期限がなく、長期的に働けて役職に就けたり給与が上がったりします。
安定志向の労働者から人気を集める雇用形態です。
嘱託社員
定年退職後に引き続き雇用する従業員をいいます。
企業側のメリットは、社内の状況や業務を熟知している人材を確保できることです。
契約社員
契約社員とは有期労働契約を締結した社員をいいます。
一定期間、キャリアをつけて転職したい労働者やどのような働き方が良いか模索している労働者から支持されている雇用形態です。
派遣社員
派遣社員とは、派遣会社と雇用契約を締結している社員をいいます。
雇用手続きは派遣会社が行うため、コスト削減ができます。
パート・アルバイト
企業と直接、非正規雇用契約を結んだ従業員をいいます。
必要な時期に必要な人材を募集できたり、低コストで人材確保できます。
業務委託
業務委託とはフリーランスに仕事を依頼することです。企業は繁忙期など必要なタイミングに必要な人材を確保できます。
また、即戦力としても活躍してもらえます。
どの形態も、メリットとデメリットがありますから、会社のニーズに合った形態を検討します。
社員をどこで探す?
その欲しい人材、いったい何を見て応募してくるのでしょう?
- 正社員を探すのなら、企業説明会や求人サイト
- 短期のアルバイトならタイミーなどのすきまバイトアプリ
というように、欲しい人材が職探しする時の行動をピンポイントで狙うのが大切です。
ハローワークに募集を出したけど、応募してくるのは60歳以上だけ
などという声も聴かれます。
下の図のように、ハローワークを利用している20代は、全体の2割しかいません。
若い人が情報を集めるのは、スマホ。
就活サイト、転職サイト、バイト探しサイト、インターン情報、いろいろありますが、それを見てから、会社のHPを見ます。
- 休暇の取りやすさ
- 家庭第一への理解