セルフプロデュースとは ~婚活サイトから学ぶセルフプロデュース?~
各地で創業する人が続々増えている様子。
今回は、そんな人たちのHPや名刺、チラシづくりに役に立つ「セルフプロデュース」を取り上げました。
セルフプロデュースは、自分磨きじゃない?
セルフプロデュースというと、「自分磨き」を考える人がいますが、そうではありません。
ここで言うセルフプロデュースは、
「なりたい自分になる作業」
ではなく、
「売れる自分になる作業」
です。
プロデューサーといわれる人たちは、商品の価値を高めてヒットさせるのが仕事。
「ヒット商品にする」
のが、プロデューサーだとすると、
「自分をヒット商品にする」
ことが、セルフプロデュースですね。
セルフプロデュースといえば婚活?
「売れる自分」というと、思いつくのが「婚活」です。
婚活に、セルフプロデュース成功のカギがあるかもしれないと思い(笑)、婚活サイトをのぞいてみました。
すると、
わが社では、
- 条件マッチング
- 価値観マッチング
を行っていて高い成婚率を達成しています
とあります。
なるほど!
誰もが自分の中に「相手に対する条件」と「自分の価値観」を持っているというわけです。
これは、商品やサービスに対しても同じですよね。
「手に入れたい」と思うのは、
- 「私の条件にぴったりだ!」
- 「私の感性にぴったり!」
という場合です。
婚活サイトでは、業者がマッチングしてくれますが、セルフプロデュースでは、自分で
「あなたがお探しなのは、この私ですよ!」
というのを伝える必要があります。
目にとめてもらう
婚活サイトでは、すでに結婚したいと思っている人ばかりが自分の情報を見てくれるのですが、ビジネスでは、自分を求めている人がどこにいるのかさえ分かりません。
いろんな媒体を使い、デザイン、写真、キャッチコピーなどで目にとめてもらうところから始めます。
デザインなどについては、Canvaなど無料でデザインできるサイトもあるので活用してください。
「条件にぴったり」アピール
目にとめてくれた人に、「条件にぴったりだ」と思わせる内容を盛り込みます。
お客様になってくれそうな人は普段どんなことを思っているでしょう?
例えばピアノ教室
本当にひけるようになるのかな?
今からでも遅くない?
何回も挫折しているけど、今度は大丈夫?
先生怖くない?
などなど、いろんな心の声が聞こえてきそうです。
- 「ピアノが弾きたいけど、今からでも大丈夫?と悩んでいませんか?」
- 「何度も挫折した人、大歓迎!」
などと呼び掛けて、
「あなたの悩みを解決できるのは私です!」と伝えてください。
そうすれば、きっとそのチラシがすぐに捨てられることはありません。
でも、それだけだと他の人と同じかも。
他の人と違うことをアピール
自分で提供できるサービスで、他のお店ではできないことをアピールします。
「こんな資格持っています」とか、「お客様にこんなことで喜ばれています」「駅から近いです」
など。
これで、「いつか連絡して見ようかなー」と思ってもらえるところまで来ました。
「いつか」を「今」に変えるのは?
「いつか」のままだと、そのまま忘れられてしまいますから、今、行動に移してほしいですよね。
婚活だと、みんな早く結婚したい人たちなので、そんな心配はありませんが、モノやサービスも、「すぐ行動するほうがいいですよ」というアピールが大切です。
その効果を高める一つの方法が「限定」。
限定品!
先着〇〇名様まで!
6月いっぱい!
今ならキャンペーン中!
などのワードで、背中を押します。
こうして、相手に対する自分の商品やサービス、または自分自身の商品価値を伝えることができます。
ビジネスは、買ってもらってナンボです。
相手に価値を認めてもらい、そこで得た経験でまた自分の価値を高めていく繰り返しだと感じます。
一緒に頑張りましょう!