コヴィーさんが教えてくれる、「いつかやってみたいこと」を実施する方法
山登りしてみたいな
とか、
断捨離しないとな
とか、
いつかやってみたいことって沢山あります。
そうは思っていても、ついつい後回しになって、何年も「いつかやりたいんだよねー」と言ってることってありますよね。
こんな「いつかやりたいこと」をやる方法を教えてくれるのが、30年以上読まれ続けている「7つの習慣」を書いた「フランクリン・コヴィー」さんです。
コヴィーさんによると、人間の活動には4つの領域があるそうです。
というか、人は人生で、
「この4つしかしていない」
らしいです。
人間の活動の4つの領域とは
第一領域 緊急で重要なこと
- 締め切りがある仕事
- 大事な人との急な約束
- 病気や災難
これは、すぐにでも解決しなければならない大事なことです。
もちろんすぐやります!
第二領域 緊急じゃないけど重要なこと
- 人間関係作り
- 仕事や勉強の準備や計画
- 健康維持や自己啓発
ここが、いつかはやりたいと思っていることです。
いつかやりたいと思いながら、なかなかできません。
第三領域 緊急だけど、重要じゃないこと
- 日々の電話や会議、報告書
- 重要じゃないメールへの返信
- 急な来客対応
急用かと思って電話に出たら、セールスだったりすることもありますよね。
断り切れなくて、ついつい長電話になってしまったり。
第四領域 緊急でも重要でもないこと
- 待ち時間
- テレビやネットを見続ける
- だらだらゲームをやる
やらなくてもいいはずなんですけど、ついついやっちゃいます。
4つの領域の優先順位
この4つの領域、優先順位として、やっぱり第一領域を片付けますよね。
そして、それが終わったら、やはり重要な第二領域に取り掛かるかと思いきや、第四領域で一休みしちゃったりします。
そうすると、また第一領域のことが入ってくる。第三領域も緊急だからやらないといけないし・・・・
となると、第二領域はどんどん後回しになってしまいます。
「いつかは、いつかは」と思いながら、できない日々が繰り返されるということに。
第二領域の決め方
人生を充実させるために、第二領域はとても重要ですが、でも「スマホのゲームだって、リラックスできる。人生にとっては大事」
とも思えます。
じゃあ、重要度って、どうやって決めるのか?
それはどんな自分でありたいかを考えることで決めるとのこと。
例えば、
自分は会社員だけど、家に帰れば小学生のお母さん、個人的にはもっと痩せたいと思っている、そして登山も楽しい、地域での活動もやってます。
というように、人はいろんな面があります。
これを役割ごとに目標を決めて、それに向かってやることを決めていくのです。
ここに出てくるのが、第二領域と言えます。
実はこの第二領域の活動をやることで、第一領域に入ってくることの準備ができて、第一領域も余裕をもって取り組むことができるようになるそうです。
いつか、いつか、と思っていると、こんな重要なことが人生から抜け落ちているということになりかねません。
こんなことにならないように、かならず第二領域を日々スケジュール帳に書くといいようです。
1週間に一度、スケジュール帳を見直して、第二領域がちゃんと入っているか確認。
やりたいことは、目標として手帳に書いてみる、その目標を細切れにしてスケジュールに落とし込む。
コヴィーさんによると、こうすると時間に振り回されずに、自分の人生を生きることができるというのです。
第二領域に注目して、ほかの領域は、なるべく減らす努力をすることも大事。
その時は、思い切って人に任せることを、コーヴィーさんはお勧めしています。
自分でやるときは効率重視、人に任せるときは効率じゃなく、効果重視。
効率重視してしまうと、自分でやったほうが早いと思ってしまいますから。
今回書かせていただいたのは、このコーヴィーさんの「7つの習慣」のうちの3つ目の習慣です。
ほかにも素敵な習慣があと6つ書かれています。
社員の方にも、このコーヴィーさんの本をお勧めしている会社もあるそうです。
重要度を考えるクセがつくと仕事の効率も上がるし、人生が充実すると仕事のパフォーマンスも上がります。