ファミレスに行くと、以前はテーブルにアンケート用紙が置かれていましたが、今はQRコードにアクセスして答えるようになっています。


「自分のお店では、まだ紙のアンケート用紙を使っていて、集計が大変です。」


というお店の方はいらっしゃいませんか?


ファミレスのようなアンケートは、Gメールのアカウントを持っている人なら、無料で誰でも簡単に作れます。


今回は、下の紙のアンケート用紙を、Google Formsで作ってみます。



この画面をスマホで見ながら、パソコンを開いて作っていけば、あっという間にアンケートが作れます。

Googleアプリを見つける


Googleには、とても便利なアプリが沢山ありますが、名前がわからないと検索できません。


そこで、グーグルの検索画面の右上にある「BCG」みたいなマーク(BCGを知っている人が何人いるんだ??)をクリックすると、めちゃめちゃ便利なGoogleのアプリがずらっと出てきます。


見つからないときは、下のように新しいタブを出すと現れます。



そのずらっと出てきたアプリの画面を下にスクロールしていくと、一番下に、Google Formsがあります。



見つからないときは、「Google Forms」で検索してください。


Google Formsでアンケート作成


見つかったGoogle Formsを、クリックして、「新しいフォームを作成」というアイコンをクリックします。


すると、「無題のフォーム」が出てきますので、このフォームに、先ほどの紙のアンケート用紙の内容を埋めていきます。


まずは、「無題のフォーム」を「お客様アンケート」にして、「フォームの説明」に「お客様の声を元に、今後ともより良い・・・」と書いていきます。



今、文を入れた場所の下に、「無題の質問」というところがあります。

そこは、

  1. 質問を書くところ
  2. 回答方法を選ぶところ
  3. 選択肢を書くところ

の3つに分かれています。


質問を、①のところに書く、回答方法を、②の「▼」から選ぶ、③に、選択肢を書く

という作業を繰り返していけば、アンケートが出来上がります。

日付と時間帯を質問する方法


最初の質問は、日時でした。

「無題の質問」を、「ご利用いただいた日時をお答えください。」にします。

紙では、日付を書いてもらっていましたが、ここでは、カレンダーから選んでもらいます。

回答方法を選ぶ②にある小さな▼を押すと、いろんな回答方式が選べます。

今回は、「日付」を選びます。

これで、カレンダーから日付を選んでもらうことができました。

次は時間です。

右にあるプラスのアイコンをクリックして、質問を追加します。

時間をそのまま書くときは、「時間」という回答方法も選べますが、今回知りたいのは、時間帯です。

こんな時は、回答方法を「プルダウン」にして、選択肢に時間帯を書いていきます。


これで、最初の日時の質問が終わりました。

お料理の満足度を質問する方法


次の質問は、「本日のお料理にはご満足いただけましたか?」でした。

紙では、「感動」「満足」「不満」「失望」の4つから選んでもらっていました。

これは、回答方法を「ラジオボタン」にして4つの選択肢を書けばできます。

それでもいいんですが、今回は、4段階評価にしてみます。

回答方法を「均等目盛」にします。

最初は選択肢が5段階になっているので、「5」の横の▼を押して、「4」に直し、「感動」から「失望」までの4段階評価にします。


具体的な意見を質問する方法


次の質問は、「本日のお料理のどこがご満足いただけましたか?具体的な内容を教えてください」と、長文の回答を期待しているような書きぶりです。

こんな時は、回答方法で「段落」を選びます。

この後の質問も、記述式ですが、「本日の接客サービスを担当させていただいた者で誰が輝いておりましたか?その従業員を教えてください。」というもので、従業員の名前を書くだけなので、短い記述式回答となります。

そんな時は、「記述式」を選びます。

アンケート用紙の確認と送信の方法


こうして、紙のアンケートの内容を、すべてGoogle Formsに埋め込むことができました。

最後に、どんなアンケートになっているか、画面上の目のマークを押して、確認します。


確認した後に、訂正したい箇所があれば、またフォームの画面に戻り、訂正します。

アンケート用紙が完成したら、目のマークの右にある「送信」を押して、送信方法を選びます。


送信方法は、上のように、左から順番に、
  • 顧客のメールアドレスに送る方法
  • ブログなとにリンクを張り付ける方法
  • ホームページに埋め込む方法
  • FaceBookやTwitterで公開する方法
が選べます。

今回は、リンクを張り付ける方法を選びます。

上のように、「コピー」をクリックすると、リンク先がクリップボードに保存されます。

「QRコードを作成する」で検索すると、無料でQRコードを作成してくれるサイトがたくさんありますので、そこで先ほど保存されたコードを貼り付けます。


無事にQRコードが作成されました。

「ダウンロードする」をクリックすると、自分のパソコンの「ダウンロード」のフォルダにこのQRコードが写真として保存されています。


このQRコードを、チラシに貼ったり、メニューに貼ったりすれば、お客様がスマホで読み取ることができます。

回答を確認する方法


これで、あとはお客様からの回答を待つだけです。

回答を確認するには、最初に検索したように、Google Formsをクリックすると、自分が作ったお客様アンケートが出てきます。

上に、「質問」「回答」「設定」と出てきますので、「回答」をクリックすると、回答を集計したさまざまなグラフが勝手に出来上がっています。

そのグラフのページの右上に、スプレッドシートのマークがありますので、それをクリックすると、すべての回答をシートで見ることができ、編集もできます。


とても便利ですよね?

Google Formsを活用すれば、アンケート用紙だけでなく、イベントの出欠確認、お問い合わせフォーム、注文用紙など、紙を送っていたことが、ネットで送信でき、データを瞬時に集計できます。