久しぶりにパソコンを買いました。


電気屋さんに行くと沢山のパソコン。


横には、こんな表示があります。



これでどうやって判断するの?

と思いますよね。


そこで今回は、この表示について解説します。


OS


OSは、Operating System(オペレーティングシステム)の略です。

パソコンを、ただの箱からパソコンに変えてくれているのがOS。

いろいろな会社がOSを作っています。

マイクロソフト社だとWindowsOS(ウィンドウズOS)
グーグル社だとCrome(クロームOS)
アップル社だとMacOS(マックOS)があります。

パソコンで一番多いのはWindowsですよね。
一番新しいものはWindows11になります。

同じWindows11でも、Home(ホーム)とPro(プロ)があります。



詳しいことは省きますが、電気屋さんで売っているのはほとんどがHome(ホーム)です。

これは、家で使う人向けです。

Proは、会社のような場所で使うパソコン向けで、
  • 盗まれたときにパソコンの中身が読めないようになっている
  • 家で自分のパソコンから会社のパソコンの中に入って操作したりできる
などの機能がついています。

ディスプレイ


ディスプレイはモニター画面のことです。

パソコンの画面の対角線の長さがインチで表示されています。

A4のコピー用紙が14.3インチなので、それを目安に選ぶといいですね。

CPU


CPUはCentral Processing Unit(セントラル プロセッシング ユニット)の略で、中央演算処理装置と訳されます。

CPUはパソコンの中に入っている仕事人です。


これを一番気にするのは、ゲームを仕事にしているゲーマーの人たち。

キーボードを押したときにすぐに反応してくれなければ相手にやっつけられてしまいますからね。

動画の再生も、裏でこの仕事人が回しています。

能力が低いと、例のくるくるマークが現れます。

昔は「インテルはいってる?」のインテル社が作ったCPUが殆どでした。

今は、AMD社が作ったライゼン(Ryzen)のCPUも出回っています。


電気屋でよく見かけるRyzen7とインテルのCOREi7のように、同じ数字がついているものは同等のレベルと考えても良いようです。

数字が大きいほど、いい仕事人が入っているようです。

でも、同じCOREi7でも、その中で進化しているので、10年前のCOREi7よりは今の
COREi5のほうが、能力が高いとか。

中古のパソコンを買うときは注意が必要ですね。

メモリ


「メモリ」というと、データを保管する場所だと思うかもしれませんが、そうではありません。

保管する場所は「ストレージ」で倉庫のイメージです。

すべてのデータを倉庫に入れておくと、取りに行くのが大変です。

メモリは、一時的に置いておく場所。

パソコンの画面にいろんなものを立ち上げて仕事する時ってありますよね。

私も、このブログを書いているときに、ブログの画面と、イラストを加工する画面を両方立ち上げています。

まるで、机の上に仕事を広げていろいろやるみたいに。


机が大きければ、今やろうとすることを全部広げておけます。

あっちを開いたり、こっちを見たりするときにスムーズにできるのは、メモリのおかげ。

8GBというのは、4ギガバイトのメモリが2枚入っていることを意味します。

4ギガバイトは、空っぽのWindows11を動かせる最低のメモリ数。

文章を作ったりするときは、8ギガが必要になります。

ストレージ


ストレージは、先ほど出てきた倉庫です。

記憶装置とも呼ばれます。

ストレージには、SSDとHDDがあります。

  • SSDは保存するときや呼び出すスピードが速い、容量は小さい。
  • HDDは保存するときや呼び出すスピードが遅い、容量は大きい。

という特徴があります。

  • SSDは、倉庫までの距離が短いけど倉庫が小さい。
  • HDDは倉庫は大きいけれど、倉庫までの距離が長い。
と言えます。

写真のものは、SSDで容量が256GB(ギガバイト)と書かれてあります。



画像データをほとんど保存しない人は、256GBで十分だといえます。

今はクラウドに保存することも多いので、大きなストレージは必要ないという人もいます。

USBメモリなど外付けのストレージを購入すれば、そこに保管しておくことができますし。


以上が、電気屋に書いてあるパソコンの説明を見るときの判断材料になります。

まとめ・・レストランに例えると


つまり、

OS
入力できる、中で計算できる、画面に映し出す、などのしくみの良しあし。

レストランだったら、注文の仕方、メニューの種類、清算の仕方、など。

ディスプレイ
持ち運びや見やすさの良しあし。

CPU
こっちが頼んだことをする反応の良しあし
     
レストランだったら、シェフの能力とコンロの数

メモリ
たくさんの画面を立ち上げて仕事をするときや、大きな容量のソフトを動かしているときの操作性の良しあし。
     
レストランだったら、調理台の広さ
調理台が広いとわざわざ冷蔵庫まで取りに行かなくてもいいですから。

ストレージ
保存したフォルダから呼び出すときの速さ。
保存するときの速さ。
保存できる容量の大きさ。

レストランだったら、冷蔵庫までの距離、冷蔵庫の大きさ

というイメージです。

自分が普段どんなことに使うかを考えて、適正なものを選ぶのがポイントです。